放射化分析研究会会員 各位
平成16年11月26日
専門研究会世話人
人間環境大学 片山幸士(所外)
京都大学原子炉実験所 高田實彌(所内)
京都大学原子炉実験所専門研究会のご案内(再)
(京都大学原子炉実験所での放射化分析と今後の中性子利用分析)
京大原子炉は平成17年度末で、現在の高濃縮ウランでの運転を中止するという大
きな転換期を迎えています。計画によれば約2年間の中止後に再開される運転は大
幅に変更され、燃料も低濃縮へ、出力も医療照射時以外の通常利用は1MWの計画
になっており、運転も予算とスタッフの関係で連続運転から各日運転になりそうです。
京大炉が運転中止になると、東大「大学開放研究室」の原研施設利用総合共同研究へ
も影響が十分考えられると思います。
そこで、今年度は、京大炉を使った放射化分析の成果と原子炉が休止している
期間の対応について、下記プログラム(案)の専門研究会を開催いたしますので、
ご参加お待ちしております(事務手続き上,申し込みは12月1日までにお願いします)。
なお、この専門研究会を放射化分析研究会「冬の学校」の活動の一部といたします。
開催日時と場所、参加申込書
(参加のお申し込みをいただくときは、そのまま返信にしないで、
必ず、katayama@uhe.ac.jp 宛、送信していただくようお願いいたします)
日 時:平成16年12月24日(金) 13時10分-17時(終了後,懇親会)
12月25日(土) 9時-12時30分
場 所:京都大学原子炉実験所
宿 泊:京都大学原子炉実験所 共同研究員宿舎
参加申込期限:12月1日(水)
申込先:〒444-3505 愛知県岡崎市本宿町上三本松6-2
人間環境大学 片山幸士
TEL/FAX: 0564-48-1014 E-mail:
katayama@uhe.ac.jp
------------------ 参加申込書 (katayama@uhe.ac.jpにご送信ください)
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氏名:
所属:
職名:
級号俸:
連絡先住所(郵便番号):
E-mail TEL FAX
自宅住所(郵便番号):
参加日:12月 24日(金) 25日(土)
(参加日を残してください)
宿泊: 12月 23日 24日 25日 (希望日を残してください)
懇親会:出席 欠席 (どちらかを残してください)
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平成16年度 京都大学原子炉実験所専門研究会プログラム(案)
「京都大学原子炉実験所での放射化分析と今後の中性子利用分析」
12月24日(木)13時10分-17時00分
1. 挨拶 専門研究会の開催について
人間環境大学 片山幸士
(13時20分-15時00分)
2. 講演
「生物体試料中の各種元素の放射化分析」(仮題)
東京都立保険科学大学 加藤 洋
「沖縄トラフ海底堆積物及びサンゴ試料の微量元素」(仮題)
琉球大学大学院理学研究科 大森 保
休憩 (15時00分-15時20分)
(15時20分-17時00分)
「大気−水−土壌−植物系でのアンチモンの動態把握と汚染低減対策」(仮題)
大同工業大学建設工学科 堀内将人
「大気エアロゾル粒子のキャラクタリゼーション」
大阪府立大学先端科学研究所 溝畑 朗
3.懇親会 (18時-19時30分)
12月25日(木)9時00分-12時30分
(9時00分-9時40分)
1.研究用原子炉の現況報告
京大炉 京都大学原子炉実験所 代谷誠治
原研東海研 東京大学原子力研究総合センター
(9時40分-10時30分)
2.講演
「脳内マンガンの動きを追って」
金沢大学医学部 天野良平
休憩 (10時30分-10時50分)
(10時50分-11時40分)
「海洋の生物生産・沈降・堆積にともなう親生物微量元素の動態」
1名古屋大学大学院環境学研究科、2国立環境研究所、3京都大学原子炉実験所
増澤敏行1、高松武次郎2、高田實彌3
(11時40分-12時30分)
3. 総合討論 座長 片山幸士 (11時40分-12時30分)