平成16年度第1回放射化分析研究会(拡大)幹事会　議事要録

開催日時:平成16年7月10日(士)10時30分～12時

開催場所:東京大学山上会館

参加者：海老原　充、松尾基之、澤幡浩之、桝本和義、八木宏親、笹島文雄、河野公栄、大槻　勤、大浦泰嗣

議事次第:

1. 新幹事(任期:平成16-17年度)選挙結果について

2. 平成15年度事業報告および平成16年度事業計画

3. 平成15年度会計報告および平成16年度予算案

4. 平成16年度からの会の運営について

5. MTAA-12の日本開催について

配布資料：

1. 新幹事選挙結果および平成16年度幹事リスト

2. 平成15年度事業報告および平成16年度事業計画

3. 平成15年度会員数動向および決算報告

4. 研究会運営案

5. MTAA-12関係

議事内容：

１. 資料1に基づき、海老原幹事より6月29日に行われた新幹事選挙の結果が報告された。開票は大学開放研究室にて、海老原幹事、澤幡幹事の両名、その他立会人として鹿児島大学の穴澤活郎先生及び一般会員の川手　稔氏の4名で行われた。その結果、以下の方々が選ばれ、今回の拡大幹事会にて承認された。

大浦泰嗣、片山幸士、笹島文雄、桝本和義、松尾基之、八木宏親

その結果、平成16年度幹事会は以下のメンバーで構成されることになった。

(継続)海老原充、河野公栄、木川田喜一、澤幡浩之、高田實彌、豊田和弘

(新幹事)大浦泰嗣、片山幸士、笹島文雄、桝本和義、松尾基之、八木宏親

２. 資料2に基づき、海老原幹事より平成15年度に行った事業として下記の２件について報告があった。

1) 研究会：京大原子炉短期研究会(平成15年12月24-25日)

2) 「放射化分析ハンドブック」出版(平成16年3月)

１）の研究会（過去に行われたものを含む）の報告集を会誌に掲載する可能性を検討すること、２）のハンドブックの正誤表を印刷配布すること、を合意した。

３. 資料2に基づき海老原幹事より平成16年度の事業計画が報告された。

1) 会誌の発行

· No.16(2003年度分)平成16年7月発行予定

· No.17(2003年度分)平成16年8月発行予定

· No.18　特集「放射分析データの評価一QA&QC」(特集担当:岡田往子)

· No.19　特集「海外放射化分析事情(1)韓国」(案)

2) 研究会

京大原子炉短期研究会(担当:片山、高田)　平成16年12月(予定)

3) 「放射化分析ハンドブック」正誤表の作成と配布

4) 総会

4)放射化学討論会(放射化分析分科会として)

　会誌発行の遅延に関して代表幹事から遺憾の意が伝えられ、今後出来るだけ速やかに発行できるよう、強い要望が寄せられた。No.16発行に至る具体的なスケジュールとして、7月20日編集終了、印刷所へ原稿送付、8月9日発行、との案が提示され、了承された。

　No.17は9月末に編集を終了し、10月上旬に発行することで合意された。No. 18以降の会誌の発行に関しては新しい編集体制で行う案がこの後提案される予定であり、それに従うことが了承された。

　2)の研究会の連絡が例年間際になることが多いので、今年は十分余裕をもって案内が出来るようにすべきであるとの意見が出され、その責任を行事担当の幹事が追うことが了承された。それを考慮して、新しい幹事会の役割り分担を決めた。

　3)の正誤表の作成と配布については、事務局が8月末頃までに各著者から正誤表を収集し、全体の正誤表を作成することにした。印刷・配布に関しては日本アイソトープ協会に相談する。

　分科会や研究会を含め、全ての行事について幹事会の取りまとめだけではなく、拡大幹事会の委員も含んで対応することが望ましいとの案がだされた。

４．資料3に基づき、平成15年度の決算報告が会計監事の松尾幹事から行われ、適正な決算状況であることが報告された。尚、平成15年度は会誌の発行がなかったことから、今後No. 16と17が発行された後に平成16年度の会費請求を行うことにすることが了承された。

５．資料4に基づき、海老原代表幹事より会の新しい運営案が提案され、議論の結果以下の通り了承された。

1) 幹事、代表幹事の選出

これまで代表幹事の正式な選出規定がなかったために、幹事の選出とあわせて継続幹事と事務局が責任をもって行う。

2) 会の担当者

(拡大)幹事会に以下の担当をおく。代表幹事以外の担当は、代表幹事が責任を持って選び、(拡大)幹事会で了承を得る。

· 代表幹事

· 事務局

· 「放射化分析」編集責任者

· homepage責任者

· 行事責任者（研究会、分科会等を統括）

· 監事

3) 担当者の資格

2）に挙げた担当者は原則として幹事会メンバーから選ばれるが、事業の継続や会の運営にとって適当と判断される場合は、拡大幹事会メンバーから選ぶことができる。

4)　平成16年度の幹事会の新しい体制は以下の通りで行うことで合意された。

Ø 代表幹事････････････････････　 海老原

Ø 事務局･･････････････････････　 澤幡、木川田、笹島

Ø 「放射化分析」編集者････････　 大浦（主）、宮本（副）、八木、豊田

Ø homepage責任者･････････････　 笹島（主）、桝本（副）

Ø 行事責任者･････････････････　 松尾（統括責任者）、片山、高田、澤幡

Ø 監事････････････････････････　 河野

６．資料5に基づき、海老原幹事よりMTAA-12の日本招致についての説明があり、本年6月にイギリスのGuildfordで開催されたMTAA-11の際に開催されたICAA（国際放射化分析委員会）の席上、日本招致のpresentationを行った旨の報告が行われた。このpresentationは非公式なものであり、おって正式な招致の書類を作成し、ICAAに提出する必要があるが、会の実現にあたっては放射化分析研究会主体で実施すべきこと、是非とも日本招致を実現すべく、開催に向けての具体的な行動をおこす時期に来ていることを訴え、基本的に合意された。